12月5日の金曜日に 次男がうちに帰ってきて夜ご飯を食べ終わった後、
「お母さんも、もう、弁当を作ることは無いんだね…」言うの。
「えっ❓なんで、例え しんくんに作るのが終わったとしても、ふーくん(三男のこと)が高校生になるんだから、あと三年間はあるよ…
「あー、だから、俺には もう作るコトはないってコトだよ、今日、高校で最後のお弁当だったんだから。来週からは期末テストで その後は芸術鑑賞会があって、もう冬休みだから。
三学期は もう受験体制だから 授業はないよ、
もう、お母さんの作った弁当は、一生食べるコトないのかな…」って言ったのーーーー😨
えーーーー😱
そ、そ、そんなーーーー❗️
そんな、だったら もっとスゴイの作ったのにーーーー😰
前もって 言ってよーーー
前に 言ったじゃん。
そんな大事なコトは、ずっと前に言われても困るのよ〜、私は 恐ろしいくらいに忘れっぽいんだから、前日くらいに言ってくれないと困るーーー💧💧💧
私、そんな大事なお弁当だって知らなかったから、こんなのだったの、先週の金曜日は…
この日はね、朝起きてから おからで"卯の花"を作ってたのね。この 卯の花だって、ダシを採って 干し椎茸を戻して 野菜切って…なんだかんだと45分くらいは掛かってるのね、制作時間。
いつものように 朝は4時半には起きて 一からお弁当を作っていたんだから、
「前もって知っていれば もっと豪華なの作れたのにーーー 最後弁当って 昆布で書きたかったな〜」って言ったら 笑ってたけど、次男くん。
「でも、今日の卵焼きは、今までの弁当の中でいっちばん美味しかったよ、俺にしてみたら 味はちょっと甘めだったけど、ダシが効いてて 中はふんわりしてて 周りにちょっと焦げ目がついた具合もちょうど良くて ほんとに一番上手く出来てたよ😊」
なんて 言ってくれたの、次男くん。
次男って、優しい〜💓
って、ほんと そう思っちゃった。
あんなお弁当で、褒めどころは 卵焼きくらいしかないから そう言ってくれたのか ほんとに美味しかったのか 真実はわからないけど、とりあえず そーやって 褒めてくれました。
いつも 卵焼きは何にも入ってないのが一番好き…と言われてはいるんですけど、私は何かと具材を入れたがる傾向にあり、長ネギやなめ茸の瓶詰めやカニカマ、海苔などなどをよく入れてるんですけど、
「今日は シンプルなただの卵焼きにしておいて ほんとヨカッたわ〜」って返しました(≧∇≦)
だってね、長男の最後のお弁当のときは 私 こんなのを作って持たせたのよ。
さらに、食後のデザートにアップルチーズケーキまで付けたんだもん(^人^)
それなのに、次男のサイゴ弁が チキンソテーと卵焼きと菜の花のお浸しと 卯の花だけなんて、泣けるーーー、
この間、昔のアルバムを見たがって 次男が引っ張り出して眺めながら 「お母さんも 弁当の腕 上がったよね、昔はこんなの作ってたんだよ…」って見せてくれた 幼稚園の年少クラス当時のお弁当は こんなのでした。
あの頃、ウルトラマンが大好きだったからね〜、冷凍のハッシュドポテトとかもいれてたんだね、昔は…
独身のときは、お料理なんて、全くなーんにもしなかった私です。
結婚して初めてしたお料理生活も、もう20年。
少しづつ 上手くなっているのかな…
まだまだ、修行中だけど、来年の四月からは三男の高校弁当生活が始まる予定です。
今回の次男のサイゴ弁当には、かなりの後悔が残ったので、三男のサイゴ弁当の日程は ちゃんとチェックしておこうっと、
ごめんね、こんなサイゴ弁当で。
大学生になって、おにぎりなんかを持って行くコトもあるかもしれないけど、高校生活の最後のお弁当って すっごく特別な感じがするのにね、
いつも子供の話しを ふんふん…と適当に聞き流してる自分に対して、すっごく後悔した金曜の夜でした。
the end for shinra's bentou.